アルコール６％のシャンパンを１瓶あけたらもう眠りそう
本当はクリスマスじゃなくても会いたくて なのにどうしてこの雪は降る
クリスマスイブに欲しいよピンクロゼ飲んで倒れるやわらかな膝
ねぇ少しつぶやきすぎかなtwitter重い気がするみんなさみしい
恋人のいる人呪う夜だって短歌を詠めばみんな友達
アルコール６％のシャンパンを360ml飲みました 眠たい度数を計算しなさい
ごめんなさいサンタさん嘘つきました ホントはサワーも飲みました
寝てたって起きてたってサンタさん もう来ないんだよ恋をしたから
サンタさんを追いかけ続けるNASAの人 今夜は家族に会えないのかな
酔った人のタイプミスすら懐かしく時間はみんなを攫って行くわ
リア充が爆発したら飛行機のボディーチェックも無意味なコトね
あの人が乗る飛行機が空を飛ぶ この瞬間だけ神を思ほゆ
キリストの血を飲み干せば吸血鬼 眠れる人の唇の赤
「愛してる」ってどういうことだろ私たち涙ながせばたゆたう
心理学のあなたが指した「不幸です」の文字がにじんでふらはらひらり
打ち棄てたような暗がりクリスマスイベントの後ころがっていて
もうみんな悲しかったね あの場所は暗かったよね フロイトの夢
ここはそうやさしいインターネットだね引きこもりにもクリスマスは来る
ふあふあとベッドの毛布が呼んでいて それがサンタのプレゼントかも
あなたがリア終の理由知ってますか サンタにクッキーとミルク忘れてたでしょ
おきにいり短歌があったらふぁぼってね ツリーのように★が光るわ
不足数のすかすかの人あなたなら私の素数あげてもいいわ
窓を見ればお月さま イルミネーションを見る人を見ている
お月さまと私の間をサンタは飛んで 夜空はきっと寒いと思う
「考えると、年末に騒ぐのは日本人の性です」「プレゼント忘れて何言ってます？」
私は月を見るあなたはPCを見る月は太陽を見るサンタは夢見る
クリスマスケーキをつまみにワインでもやりませんかワガママな人
サンタは時速何キロで飛んでいるの 電卓たたいてお酒を飲んで
新発見！サンタはワープを使うので時速は計れませんってゆらが！
「いっぱいいっぱいプレゼントもらうんだ」って君の編む赤い靴下未完のままに
ダイレクトメールみたいに捨ててみて私があげた約束だって
レゴを積み上げるみたいに愛ができると思ってた 聖夜だって
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 クリスマスにも耐えます大師
いつだってお大師さまはそばにいる クリスマスよりやっぱ仏教
「眠たいね」「そうだねワインを飲んだから」「吸血鬼なのに」「キリストの血だし」
サンタさんって実はたくさんいるんだよ パパも昔はやってたんだよ
口一杯理不尽なこと吸い込んで 待ってわたしも素直になりたい
ねむいねむいって目を擦る サンタまってた子どものように
泣いたって呪ってみたってクリスマス 短歌を詠んだらやさしくなるよ
パソコンはやさしいツール冷えた指あたたまったよ１人ぽっちで
サンタさん夢見て起きてたチビッコも今はホテルに吸い込まれるよ
イルミネーションを片付けるとこみたことないのね 風冴える日に
本場のサンタさんはいっぱいプレゼントくれますって言われたって不況
リア終のためにネットがあるのなら殺人事件も減ったっていい
リア終のフリして自虐ネタ言ってふぁぼられようって魂胆ですか!?
うち以外にも１人ぽっちがいることを知った今夜にまた星がふる
今ならば死んだら誰か気づくよね 孤独の縁にネットを繋ぐ
恋人がいなくてもいいこの部屋にヘビロテされる宇多田の声よ
これじゃないロボをご所望された日にわたしどこから突っ込めばいい？
こんなにも寒い夜の街角に大道芸の音が響いて
「暖炉」「ロック」「クリスマス」「すまないケーキも買え」「泣くな。好き」
酸素が足りない窒素が多い約数がないあなたがいない
編みすぎた靴下くばる女の子 神よあの子を見つけてますか
冷えた手でココアを入れるあの人は今頃そうして夜を凌いで
あたたかさ に恋するならば恋人はパソコン、ネット、ココアのカップ
あな素数の美しきかな 13 new tweet わたしのいない間に
恋人が素数好きなら約数を復習していた少女でいてね
ATOKあなたは優秀「ふくしゅう」を復讐ってすぐ言ってしまって
想像の６倍くらいのリア終がこぞりてここがネットでよかった
今まさにリア終こぞりて真っ黒な空に歌えば賛美歌のよう
クリスマスイルミネーション青色のLEDの喧嘩も忘れ
「呪うこともできるし祝うこともできるね」「リア終こぞりて呟けば歌」
シャンパンを１瓶あけてシャングリラ まんなかくらいの幸せがある
虚無主義者 完璧主義者 かなしみは外にはあらず時間は往くよ
「NASAによると、すでに日本はプレゼント配布済みです」「諦めついたね」「はやくねろ」
サンタさんの時計は時差を追いかけて きっと今も24日
ああこれもパートのおばさんが検査したLEDの粒のあつまり
ちらちらとfavstarを覗くひと あなたは1人でも素敵だよ
孤独でもあなたの価値は変わらない 空にはいつも星が綺羅綺羅
ロジャースの名前も思い出せなくて 今ここにいるわたしとあなた
わたしにも愛とか恋を羨む気持ちはあります そう 道頓堀の底あたりに
サンタさんを夢見ていたよ幸せはあたえられると信じていたの
しあわせは心のなかに誰だって壊せないほど奥のふかくに
ちいさな王様が王冠を持って着飾れて 微笑んでいる孤独の中で
しあわせとイコールで繋がれる物なんてないんだよ 心理学者の君は囁
質より量で詠んだ歌だけど、みんな大切にしてね、ふらふらゆらる
三角関係は三角関係でも、酷い鋭角のあるものでした。ねぇ、
「言うことがもう無いんです」「かなしみは君の脳みそ」「ひどいです」
みんないいひとだったよね であうひと であうひと みな うたを詠んでた
スーツ萌えではなく数学萌えですよ 世界リーマン会議にゆこう
めちゃくちゃにされるためにととのえた少女ではない靴下をぬぎ
わたしがいなくたって あなたは歌っていける 歌は孤独では縛れない
しあわせは水に溶けない しあわせは燃やせられない しあわせは たましいのゆめ
致死量の孤独を以て口づけを素数のように奥深くまで
２の２乗 ３の３乗 ああここは整った場所 はみ子のいない
透明で残酷な人 そこかしこ破れたドレスで恋を告げたら
まよなかで だからいいよね 半素数について語った君がこいびと
半素数のように１つになろう寂しがりの素数を２人愛し合おうよ
ツイートじゃなくて呟きが聞きたいよ クリスマスじゃなくたって いつも
素因数分解される痛みなら失恋のとき分かったつもり
うさぎ型に成形されたるサボテンの棘のかなしき先端を見よ
編みかけの赤い靴下放り出しゆれるあなたの２つの素足
ねむたくてベッドにころがる１人きり 寒夜の月が寄り添う毛布
カーテンの向こうはピンと冷たい ひるんだわたしを月が笑った
さみしいと素直に言えた夜だから なんとかって木の下キスしていいよ
もとの２人に戻れないくらいの夜だったね 還りたいよ
分かってるよあなたのこと さみしいときココア飲むこと
おやすみを言えるこの夜 清くても清くなくてもあたたかでした
口一杯…クリスマス折句